外国語科目|外国語Ⅱ・フランス語
学生がフランス語の授業を選ぶ理由はさまざまです。「発音がかっこいい」、「パリの街並みが素敵だから」、中には「なんとなく・・・」という人も。フランス語を学ぶことが将来どのような可能性につながるのか、初めは具体的にイメージできないかもしれません。
フランス語は世界で4億人近い人々に話され、フランス本国のみならず、アフリカ諸国やカナダの一部など多くの国と地域の公用語に指定されています。国際連合や欧州連合の公用語のひとつでもあるこの言語を学ぶことは、将来のキャリアや研究の基盤となるだけではありません。何よりも、これまで知る機会のなかった豊かで奥深いフランス語圏の世界への扉を開いてくれるでしょう。
経済学部では、1年次から文法解説・演習とフランス語を母語とする教員による会話演習からなる週3回の授業を通じて、話す・聞く・読む・書くといった総合的な力を養います。また、語学の習得にとどまらず、それぞれの関心に応じて、フランス語圏の社会、歴史、文学、映画、哲学などを多角的に学ぶ、より専門的な授業も用意されています。
さらに学びを深めたい学生のために、充実した留学プログラムも整っています。慶應義塾大学のフランス語圏の協定校への留学をはじめ、経済学部独自のパリ政治学院とのダブルディグリー・プログラム、エコール・ポリテクニークやHEC経営大学院との交換留学など、世界の学生と切磋琢磨しながら学べる機会が開かれています。また、長期休暇を利用したパリ政治学院や理工学部主催のエコール・サントラル・ナント校での海外研修も実施されています。
2026年からは、学生のみなさんの第二外国語への取り組みを経済学部が公式に認定する「第二外国語プラス!」制度も始まりました。関連する科目の履修や留学など、所定の要件を満たした学生にはコースの修了証が授与されます。
外国語を学ぶことは、自分とは異なる他者と出会うことでもあります。その出会いは驚きに満ち、ときに自らの価値観や常識を大きく揺さぶります。そうした経験こそが、新たな視点をもたらし、自分の可能性を広げる契機となります。多様な背景を持つ人々が交錯し、世界がますます複雑化する現代だからこそ、世界をより深く理解し、思考を豊かにするための第一歩として、私たちとともにフランス語を学んでみませんか。
(専任講師 今関 奏子)
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